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逗子に暮らす作家がおすすめするアラフィフ生活

(イタリア紀行⑤)ヴェネチアのムラーノ島とフェニーチェ劇場

 

親愛なる我が心の故郷イタリア🇮🇹

新型コロナウイルスにて多くの犠牲者が出ていることに見るたび心が痛みます。

謹んで哀悼の意を表します。

イタリアが平和だった昨年12月、麗しきイタリアヴェネチアの日々を忘れないうちに、綴りたいと思いました。

 

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ヴェネチアフェニーチェ劇場でのあまりの感激に、他に公演はないかと尋ねたら、なんと翌日に同じくチョン・ミョンフン指揮によるオペラ「ドン・カルロ」があるというではないか。舞台は16世紀のスペイン、国王フィリッポ2世の下で、宗教、愛、友情を描いたヴェルディ作曲の有名なオペラである。観ない訳にはいかなくなった。連日フェニーチェ劇場とは運が良い。

 

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気持ちはルンルンしているために、ホテルの受付でムラーノ島ブラーノ島見学への誘いに軽々と乗ってしまった。ガラス職人の島ムラーノには一度行ったことがあるが、値段が高くて買いきらない。他に客がいなくてプレッシャーをかけられ、グラスを4つだけ購入したことがある。

 

 

 

あの時のことが脳裏に浮かぶ。これとこれを二つずつお願い、と注文したら、2ダースと間違えられて、終いにはたった4つか??とガッカリさせてしまったのだ。こちらは散財したのにガッカリとはね。。。今も我が家の飾り棚に使わずにチンマリと収まっている。

 

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今回は絶対に買わないと決意して迎えの船に乗り込み、女子力アップとしては、ブラーノ島でレース購入が目的であった。片手に美しく持つ小さなレースのハンカチを記念に欲しい。船は水しぶきを上げて、サン・マルコ大聖堂の景色が小さくなっていく。

 

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ムラーノ島に着いたら案の定そのままガラス工場に導かれ、ガラス工芸の職人たちの腕サバキ指サバキの華麗さを実演見学。

 

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まるで日本の飴細工かのように、熱いガラスをヒョイヒョイとねじって、たかだか5分で馬が完成。

 

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その技術は手品のように素晴らしいのであるが、その美しく小さな出来立ての作品を目の前に、500€です、欲しい方にお分ちします!と案内係が客に伝えるも誰も名乗り出ない。

 


あの商売の仕方は間違ってはいないか。5分で出来たものを6万円でとは、余程セレブな方々でないと買わないですよ。せめて2万円なら記念に、と思う人もいるだろう。薄利多売ならどんどん売れるのに、乗船した様々な国籍の方々は結局なにひとつ買わなかった。ムラーノ島は高すぎるのである。職人たちが可哀想。

 

店内は美しいヴェネチア独特のシャンデリアが下がり、懐かしきバブル時代を思い出した。

 

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さて次はお待ちかねのブラーノ島だと思いきや、英語がよく伝わっていなかったのか、もう船は帰路を走っている模様。ブラーノは違う日だという。またまたガックリ。船上で知り合ったオランダ人夫婦も、行きはドキドキワクワクと楽しみにしていたが、あんなに高いとは知らなかった、と肩をすくめて見せた。

 

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これからまたまたフェニーチェ劇場だ。結構忙しい。ドレスアップして、ドン・カルロへと急ぐ。

 

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席は昨夜とは違い、ほぼ正面の天井桟敷

 

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受付でオペラグラスはないかと聞いてみたが、日本のように用意周到ではない。しかもオペラグラスとは和製英語のようで、全く通じず、オペラグラスとは、カクテルの名前か?と返されたので、手で目に丸を作ってジェスチャーしたら、あぁ!とやっと気がついてくれた。

 

言語をしっかり学んでいないとこうなるのだ。トホホ。いや英語は10年も学んだぞ!なのに話せないのは、やはり日本の英語教育が間違っているのだろう、と人のせいにしてみる。プログラムを買う。

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ドン・カルロも満席。こんな天井桟敷でも空いている椅子がないのだから。どこからこんなに大勢の人が集まってくるのかしら。

 


字幕が英語で流れる。

主役のテノール、女性のソプラノが美しい。子守唄のように聴こえてついうとうと…。左前方斜めのハンサムなイタリアーノが私を見てウインクする。まずい!寝ていたのがバレた。でも全身に女性ホルモンが駆け巡り女子力アップ〜!

 


チョン・ミョンフン指揮に導かれ、美しくも力強い音楽に身をゆだねながら、優雅な家具調度品の桟敷でまったりと、遠くの舞台に立つ豆粒くらいのドン・カルロを見つめる。ヴェネチアの芸術が神経系に入りこみ、血となり肉となっていく。地獄耳がより一層鍛えられ、繊細さを増したようだ。

 

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沢山上がった階段を沢山下りて、外に出た。妖しいヴェネチアの暗闇が広がる。

 

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お腹が減った。今夜は赤ワインで酔いしれたい。

子牛のカツレツ、アラビアータ、

美味しい!本場のティラミスは口の中でほろ苦甘くとけていった。

 

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明日はいよいよ最後のホテル、ダニエリである。

 


          つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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